富士山測候所に入居者

0 0
富士山測候所 1


富士山頂の測候所は、1932年開設され、その後65年に富士山レーダーが完成、気象庁のシンボル的存在でした。
気象レーダー設立の難工事については、新田次郎の小説「富士山頂」やNHK「プロジェクトX」初回に取り上げられたことでも知られるところです。
台風監視に活躍し、99年のレーダー廃止後も職員4人が3週間交代で常駐、気象観測を続けていました。

また、2004年の無人化後は気温、湿度、気圧と夏季の日照時間を機械で自動観測し、同庁に衛星回線で送信。
研究者らにとって極地高所観測の拠点として重要な役割を果たしてきました。

人気ブログランキング参加中・・・続きの前ポチットよろしく→ 人気ブログランキングへ

富士山測候所 2


ところが無人化後、観測装置のトラブルが相次ぎ、昨年4月にも落雷や着雪によるとみられる障害で湿度が観測不能になっています。

その後の利用法として、大気科学、高所医学、宇宙科学などの候補としていましたが、受け皿となる機関が決まっていませんでした。
今回、法改正で国有財産を民間に貸せるようになり、気象庁が研究目的の借り主を公募したところ、NPO法人「富士山測候所を活用する会」が応募し、借り受けることが決まりました。

賃貸契約は7月から3年間で、家賃は年10万円ですがそれ以外に山麓からの送電維持や物資運搬など、年間約1500万円を同会が賄います。
施設の劣化から解体の危機に瀕していた測候所は今後、極地高所観測の拠点としての再生を目指していくことになります。

FC2ランキング参加中・・・きょうもクリックありがとうございます→ FC2 ブログランキングへ

ページトップ