東山歯科クリニック  ~Information~
三浦での開業以来通算25年となりました。これからも身近な話題や、プライベートなことなど気ままに報告したいと思います。お暇な時にふらっと立ち寄っていただければ幸いです。
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被爆60年後でも白血病発症の恐れ
原爆の爆心地から1・5km未満の近距離で被爆した人は、被爆から60年以上が過ぎ、高齢になった現在でも白血病になる恐れがあることが、7日までの朝長万左男長崎大教授(血液内科)の研究で分かりました。

白血病は被爆後10年程度で発症率がピークに達し、その後は減少すると考えられていましたが、近年の症例を詳しく調べると、近距離被爆者は半世紀以上の潜伏期を経て初めて発症するケースが多いことが分かりました。

朝長教授は「放射線を浴びたことで骨髄内にある造血幹細胞の染色体が不安定になり、長い年月のうちに遺伝子が複雑な変異を繰り返し、白血病化してしまうというプロセスではないか」とみており、8日、長崎市で開かれる原子爆弾後障害研究会で発表するそうです。

朝長教授は、長崎市の被爆者約12万人の健康状態データベースから、造血幹細胞の染色体異常が原因とされ、急性骨髄性白血病に移行しやすい造血障害「骨髄異形成症候群(MDS)」と診断された126の症例を抽出し、被爆距離や血液の状態、染色体の所見などを分析しました。

その結果、近距離被爆者のMDS発症率は3km以遠の被爆者の約4倍と、白血病になるリスクが高いことが分かりました。
これまでにも、被爆者にMDSが多いという指摘は専門家の間でもありましたが、具体的な疫学データが出たのは初めてとのこと。

高齢被爆者の白血病を早期発見するために、定期的な検診が重要であることを示す研究結果として注目されています。


MDSは前白血病状態とも呼ばれる高齢者に多い疾患で、先進国では平均年齢の増加に伴って患者数が増加傾向にあり、わが国でも特定疾患に制定されています。


ところで私にとっても忘れられないのは、家族ぐるみのお付き合いで、当院にも定期的に治療に来られていたT氏。
ちょうど4年前のこと、それまで安定していた歯周病の症状の再発と共に体調不良を訴えていたことから、内科を受診しMDSとの診断をうけました。
その後闘病生活を続けてこられましたが、結局急性骨髄性白血病に移行し再び診療所で元気なT氏にお会いする願いは叶いませんでした。
しかし、今でも「いよっ!」と言って突然姿を見せるような気がしてなりません。

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PTSD治療に新たな道
心的外傷後ストレス障害(PTSD:Post-traumatic stress disorder)は心に加えられた衝撃的な傷が元となり、後に様々な障害を引き起こします。
地震、洪水、のような災害、または交通事故、戦争といった人災や、虐待、性暴力被害などの原因体験が突然よみがえり、感情や感覚の反応が鈍くなったり、イライラするなどの症状が出ます。
うつ病や不眠症になることもあります。
恐怖の瞬間がストロボを浴びたように断片的に強く心に刻まれるため、他の出来事と関連づけられず、記憶が不意に繰り返しよみがえるなどして不安に襲われることがあるそうです。

科学的には、PTSDは通常の処理能力を超えた極端なストレスが引き起こす生化学のメカニズムによって生成されていると考えられています。

治療は通常、薬物療法とエクスポージャー(暴露)療法とよばれるカウンセリング治療が併用されますが、つらい記憶を何度もたどらなければならなことと、さらに後遺症として脳機能の低下も起きており、記憶処理作業には大変な困難がつきまといます。
日本では阪神・淡路大震災、JR福知山線脱線事故などで広く病名が知られるようになりましたが、今回の四川大地震やミャンマーサイクロンの被災者にあっても、特に恐怖や悲惨な現場を言葉にして表現できない子供たちの人格形成に重大な悪影響を及ぼすとして、一刻も早い治療をと専門家たちは呼びかけています。


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高悪性胃がん関連の遺伝子を特定
悪性度が高い胃がんに関連する遺伝子を、国立がんセンター研究所腫瘍ゲノム解析・情報研究部の吉田輝彦部長を中心とするチームが特定、18日付の米科学誌ネイチャージェネティクス電子版に発表しています。

  Abstract: http://www.nature.com/ng/journal/vaop/ncurrent/abs/ng.152.html

論文によれば、これまで機能がはっきりしていなかった、PSCA と呼ばれる遺伝子の塩基配列が1カ所だけ違う「ハイリスク型」だと、そうでない人に比べ、スキルス胃がんなど悪性度がより高い「未分化型」胃がんになる危険性が約4倍高いことが分かりました。

ハイリスク型は米国の白人より日本人に多く、吉田部長は「日本人に未分化型胃がんが多いのは、このためかもしれない。しかし発症には、この遺伝子以外に数多くの要因がかかわっているとみられる」としています。


がん細胞はもともと、がん以外の体の細胞と同じはずですが、持っている遺伝子の一部が特徴的な変化・異常を起こすことにより、がん化しています。
易罹患性(がんへの罹りやすさ)や、抗がん剤の副作用(有害事象)の出方に深い関わりのあるのは生殖細胞系列の遺伝子の個人差(多型)であり、がんの悪性度や治療への反応性、予後などを主に決めているのはがん細胞の遺伝子異常ということになります。

人が持って生まれた遺伝子の多型には色々な種類がありますが、チームは「一塩基多型(SNP)」と呼ばれる、ゲノム(全遺伝情報)の塩基配列のわずかな個人差を胃がんとの関係に着目してきました。
今回、未分化型胃がんの患者約930人と、健康な約1400人の塩基配列を比較することにより、PSCA遺伝子との関係を突き止めています。
しかし、ヘリコバクター・ピロリが関わる「分化型」胃がんとの関係は見られなかったとのことです。

今後臨床での遺伝子解析と組み合わせ、一人一人に最も適した疾患の予防や早期診断に役立つよう、研究の成果が期待されるところです。

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救出後にクラッシュ症候群の懸念
時間の経過と共に被害が拡大し続ける中国・四川省の地震ですが、新華社通信によれば全体の死者数は5万人以上に達するとの推計を明らかにしています。
救助隊員たちががれきを掘り起こし生存者が救出される映像が流されていますが、発生後72時間を経過すると生存率が急速に下がるとされています。

当初拒否していた中国政府も、15日になって一転日本からの人的援助受け入れを表明したことから、消防・警察・国際協力機構(JICA)などで編成する国際緊急援助隊を現地に派遣、早朝にも生存者救出活動が始めるられるとのことです。




ところで、救急医療に詳しい医師の間からは、生き埋め現場につきもののクラッシュ(挫滅)症候群によってさらに死者が増えるのではとの懸念が広がっています。

クラッシュ症候群は、太ももや腰など大きな筋肉を長時間、圧迫されることにより起こります。
挫滅や血流停止で壊死した細胞からカリウム、ミオグロビンなどの毒性物質が大量にしみ出てたまり、救出で圧迫が解けると一気に血管を駆けめぐって、心不全や腎不全を引き起こします。

クラッシュ症候群はその知名度が低く、医療先進国日本でも1995年の阪神・淡路大震災で患者多発をきっかけに研究が進められてきた経緯があります。
阪神大震災では、入院したけが人の13.7%(372人)が発症、50人が死亡していますが、その時の教訓が生きて、2005年の尼崎JR脱線事故では、救出前から水分補給や輸液を始める「がれきの下治療」と呼ばれる手法によって絶望的な状況で取り残された3人のうち2人が生きのびています。

今回の四川省の地震に関しメディアでは、生き埋めの被害者が救済される場面ばかりが強調されているようですが、直後は元気でもその後のクラッシュ症候群による容態急変の危険性についても十分に喚起する必要があります。
支援は国レベルの問題とはいえ、せっかくの貴重な経験を持つ日本の医師らが手を差し伸べられず歯がゆい思いをしている現状、何とかならないものでしょうか。


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タミフルが効かない?
欧州で流行中のAソ連型インフルエンザに、治療薬タミフルが極めて効きにくい耐性ウイルスが広がりつつあると欧州疾病対策センター(ストックホルム)が2日までに発表しました。同様の耐性は米国でも検出されています。

Resistance to oseltamivir (Tamiflu) found in some European influenza virus samples :http://ecdc.europa.eu/Health_topics/influenza/080127_.html

Aソ連型は日本でも今冬の流行の中心とみられ、今のところ国内で耐性ウイルスは見つかっていませんが、国立感染症研究所は「タミフルの使用が多い日本で広がると、治療に大きな影響が出る恐れがある」として、上陸を警戒しています。

欧州専門家チームの速報によると、昨年11月から今年1月までに欧州18カ国で分離されたウイルス計437試料のうち、9カ国の59試料(14%)からタミフルへの強い耐性を示す遺伝子変異が検出されました。検出率はノルウェーが70%と突出しており、米国でも5%で同様の耐性が見つかったとしています。

感染研によれば、日本や韓国、台湾など東アジアではまだ検出されていないとのこと。


タミフル(リン酸オセルタミビル)



タミフルへの耐性ウイルスはこれまでにもありましたが、多くは1%以下と比較的まれで広がりにくく、これほどの高頻度は初めて。
耐性は薬を多く使っている環境で発生しやすく、通常のインフルエンザにタミフルをほとんど使わない欧州での発生は、自然の突然変異でできたとみられています。
患者の症状は通常のインフルエンザと変わりなく、リレンザなど別の薬は有効だそうです。

世界保健機関(WHO)は先月末、日米欧などの専門家と緊急電話会議を開き、慎重な監視を申し合わせています。

今後の拡大の兆候があるのかどうかを世界で協調して監視していくことが重要ですが、「国内の治療方針を変える必要は当面ない。新型インフルエンザ対策にも特に影響はない」と感染研ではコメントしています。

抗生剤をめぐっては耐性菌と新薬との戦いが続けられているように、抗ウイルス剤においても、ウイルスの逆襲が始まったのでしょうか。

タミフルの特許を持つ米ハイテク企業の株を大量に所有し、自らも元会長を務めたラムズフェルト元米国防長官もさぞや気がかりなことでしょう。

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腎臓移植後の免疫抑制剤が不要に?
腎臓移植の際に臓器提供者の骨髄も同時に移植すると拒絶反応が抑えられ、5人に4人が約1年後から免疫抑制剤が必要なくなったとの論文が、米マサチューセッツ総合病院の医師チームにより24日付の米医学誌ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシンに発表されています。

HLA-Mismatched Renal Transplantation without Maintenance Immunosuppression(SUMMARY): http://content.nejm.org/cgi/content/short/358/4/353


拒絶反応は、患者の免疫が移植された臓器を異物と判断して攻撃する現象です。
臓器移植を受ける患者にとって免疫抑制剤はこの拒絶反応を抑える一方、感染症にかかりやすくなり、それ自体にも腎毒性があるなど副作用が問題でしたが、これが不要になる可能性がある画期的な成果だとしています。


デビット・サックス医師や河合達郎医師らのチームによれば、腎不全の5人の患者に対して、まず事前に免疫の働きを弱める薬を点滴。
HLA(ヒト白血球抗原:Human Leukocyte Antigen)と呼ばれる白血球の型が異なる肉親から提供された腎臓を移植するとともに、免疫細胞を生み出す骨髄も注入しました。

5人のうち4人は9カ月から1年2カ月後に免疫抑制剤が不要となり、移植後2年から5年3カ月にわたって腎臓が正常に機能しているそうですが、残る1人は再移植が必要となり、免疫抑制剤の服用を続けているとのこと。

骨髄は、免疫の主役となる白血球などを作り出す造血幹細胞が多く含まれており、移植後しばらく患者と臓器提供者の造血幹細胞が共存することによって、移植臓器に対する攻撃の抑制につながるらしいことが分かってきました。

HLAなど、すべての型を完全に一致させれば(一卵性双生児間の移植など)拒絶反応は起こらないとされています。
近年ドナー不足の状態から、赤血球ABO型だけでなく、白血球HLAの異なる移植手術も行われるようになり 免疫抑制剤も大量に使用されてきました。
臓器移植の歴史は免疫抑制剤の歴史とも言われています。

河合医師は「今年から、HLAが合わない移植を対象に、多施設で試験をする計画」とコメントしています。

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椎間板ヘルニア解明へ
腰痛や座骨神経痛を招く椎間板ヘルニアの原因遺伝子の1つを、理化学研究所と慶応大、富山大、京都府立医科大の研究チームが発見しています。

これまで椎間板ヘルニアの発症には遺伝的な要因が関与するとされ、いくつかの遺伝子が報告されていたものの、その作用機序はよくわかっていませんでした。

研究チームは、椎間板ヘルニアの原因遺伝子のひとつが軟骨組織だけにある「11型コラーゲン」を構成する遺伝子「COL11A1」のたった1つのDNA塩基配列の違いであることを突き止めました。

この遺伝子は椎間板に特異的に発現することや、11型コラーゲンの異常が脊椎の変性を引き起こすことが知られていました。
日本人の椎間板ヘルニアの患者と疾患にかかっていない人の間のCOL11A1の多型を統計的に調べ、この遺伝子の中のある多型が椎間板ヘルニアと強い相関関係があることを見つけました。
その結果、特定の部位の塩基の種類がチミンの人は、シトシンの人に比べ、11型コラーゲンを生み出す働きが1/3程度に低下し、約1.4倍発症しやすくなることが分かりました。

研究チームは2005年に、椎間板ヘルニアの原因遺伝子の1つで、軟骨の成長を調整する働きのある「CILP」を発見しています。
今回の遺伝子と組み合わせることにより、発症メカニズムの解明や発症リスク予測に役立つと共に、研究成果は新薬の開発につながるものと期待されています。

同グループによれば「今回の成果により、椎間板がヘルニアにならないように11型コラーゲンが保護している分子メカニズムがまた1つ明らかとなり、画期的な治療法およびその治療薬の開発が大きく進む」としています。

なお本研究成果は、米科学誌「アメリカン・ジャーナル・オブ・ヒューマン・ジェネティクス(American Journal of Human Genetics)」12月号に掲載されます。

理化学研究所プレスリリース: http://www.riken.go.jp/r-world/info/release/press/2007/071002/detail.html

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プロフィール

Kiyoshi Higashiyama

Author:Kiyoshi Higashiyama
1981年 東北歯大卒、歯科医師免許取得
      東京医歯大 第2口腔外科入局
1985年 健保川崎中央病院 口腔外科医長
1991年 三浦市にて歯科診療所開設
2007年 横浜市中区に移転
・横浜市歯科医師会会員
・日本口腔外科学会会員

Hobby:猫にこだわる、元祖アキバ系

星陵フィルハーモニー管弦楽団結成に参画、特に現代音楽には造詣が深い。

スキーは学生時代からアルペン競技をかじり、expertを自任。
シーズン中は道央エリアを中心に活動するが、ススキノでの目撃情報多数。

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