三浦市でも今年度から成人健診のオプションでヘリコバクター・ピロリ菌検査を受けることが出来るようになりました。 昨日健診に行ってきた人からピロリ菌の事について聞かれたので、私の聞きかじりの知識ではどうかと思い一応調べてみました。
今治市医師会市民病院 / ピロリ菌のページ: http://www.dokidoki.ne.jp/home2/shiminhp/startpage.htm
胃酸のため強い酸性になっている胃の中にピロリ菌(Helicobacter pylori)は住みついています、しかも胃の中にしかいません。この細菌自体の持つウレアーゼという酵素が、胃内の尿素を分解して作るアンモニアによりその酸を中和して、胃の中で棲息していく条件を整えていると言われています。 ピロリ菌に感染している40歳以上の日本人は70%以上と考えられており、胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃癌などと密接な関係のあることがわかっています。
ちょうど4日に厚生労働省研究班が疫学調査の結果を発表していました。 1990年から15年間40~60代の男女4万人を追跡調査し、胃ガンになった512人の保存血液を使ってピロリ菌感染時にできる抗体の有無などを調べたところ94%が陽性でした。
感染者は非感染者に比べ5.1倍胃ガンになりやすく、CagAという遺伝子を持ち毒性の強い菌の場合は危険度が12.5倍に高まることが分かったそうです。
また萎縮性胃炎を起こしている人は健康な人より3.8倍胃ガンになりやすく、ピロリ菌に感染しているとさらに危険度が10.1倍になりました。
ただ、研究班は喫煙や食生活による影響も非常に大きいと指摘、ピロリ菌を薬で除菌する治療に関しては副作用や胃ガン予防効果が未知数なため慎重に行うべきだとしています。
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