東山歯科クリニック  〜Information〜
横浜へ移って、2度目の師走となりました。これからも身近な話題や、プライベートなことなど気ままに報告したいと思います。お暇な時にふらっと立ち寄っていただければ幸いです。
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ノロウイルスの季節
昨冬、全国で感染性胃腸炎の大流行を引き起こし一般にもその名を知られることになったノロウイルスは、大半が同一のタイプだったことが、国立感染症研究所と全国の地方衛生研究所による大規模な遺伝子解析で分かりました。

原因となったのは、欧州で報告された「EU2006b」と呼ばれるウイルスで、感染研の松野重夫・感染症情報センター主任研究官の分析によれば「このタイプのウイルスに免疫を持っていない人が多かったため全国的に流行したのではないか」とのこと。さらにノロウイルスは通常、冬に流行するため「これからの時期に嘔吐や下痢の症状があったら、感染を疑って対策を取るべきだ」とコメントしています。

全国の63衛生研究所が昨年10月から今年1月にかけて分離したノロウイルスのうち、遺伝子の同じ領域を分析できた約860検体の4分の3が「EU2006b」でした。

ただ、このタイプが特に感染力や毒性が強いかどうかははっきり分からないそうです。

松野研究官によると「EU2006b」は日本と同時期に欧州で流行し、香港でも昨年5月に流行しています。
国内でも昨年春、秋田県で検出されていましたが、その時点では全国的な流行には至りませんでした。


ノロウイルスは食中毒の原因ウイルスとして知られており、ヒトに対して嘔吐、下痢などの急性胃腸炎症状を起こし、その多くは数日の経過で自然に回復します。
ただし乳幼児や高齢者および、体力の弱っている人の場合には嘔吐、下痢による脱水や窒息に注意をする必要があります。

季節的には今ごろから春先に発症者が多くなる冬型の胃腸炎と言われています。
主に糞便および吐物中のウイルスが口から人体に入り感染するので食品取扱者には啓発、教育を十分に行う事が大切です。

また身近な感染防止策として手洗いの励行が重要であることと、生のカキや2枚貝の中でウイルスが濃縮されていることがあり、十分に加熱して食べるように同研究所では呼びかけています。
特に生食用の食材は、貝類を調理した手や包丁・まな板などと触れることのないよう注意が必要です。

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