東山歯科クリニック  〜Information〜
横浜移転後、2度目の秋となりました。これからも身近な話題や、プライベートなことなど気ままに報告してみたいと思います。お暇な時にふらっと立ち寄っていただければ幸いです。
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日本のコメの起源
独立行政法人・ 農業生物資源研究所(つくば市)などの研究グループは、
日本で栽培されてる米(ジャポニカイネ)の起源は東南アジアであるとした新説を発表し、7日発行のネイチャー・ジェネティクス電子版で公開されています。

Deletion in a gene associated with grain size increased yields during rice domestication(Letter abstract):http://www.nature.com/ng/journal/vaop/ncurrent/abs/ng.169.html


約1万年前の出土遺物から、ジャポニカイネの栽培起源は従来、中国・長江の中下流域とされてきました。
研究グループは米粒の大きさを調整する遺伝子の1つであるqSW5を発見。
突然変異でこの遺伝子がなくなると外側のもみのサイズが約2割増大し、収量が増えることも分かりました。
古代人がこの性質を持つイネを人為的に選別し栽培したと考えられるとしています。

同様の遺伝子の突然変異で、もみが落ちにくくなったり(qSH1)、米のモチモチ感が増したり(Waxy)する性質もあるそうです。


コメの遺伝子の変化
3つの栽培化遺伝子の変化から推定されるイネの栽培化の流れ
(NIASの参考資料より)


さらにこれら3類種の突然変異によるDNA変化の有無をアジア全域、約200の在来種で調べた結果、インドネシアとフィリピンで突然変異がない品種を確認。ミャンマー・タイ、中国、韓国、日本の順に増えていました。
このため、今も東南アジアで栽培されているこの品種が突然変異し、選別されながら中国、日本に伝わったとみられ、従来の長江起源説とは異なる結果が得られました。

プレスリリース:http://www.nias.affrc.go.jp/press/20080707/

 1.現在東南アジアで陸稲として栽培されている熱帯ジャポニカイネがジャポニカイネの起源に近い
 2.熱帯ジャポニカイネが中国に伝わって長江流域で水田化され、温帯ジャポニカイネが生まれた
 3.温帯ジャポニカイネが更に日本に伝わった


さらに同研究所では、今回単離に成功したqSW5遺伝子を利用することによって、インディカイネの収量性を向上させる現実的な育種が可能と考えられるとしています。


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プロフィール

Author:Kiyoshi Higashiyama
1981年 東北歯大卒、歯科医師免許取得
      東京医歯大 第2口腔外科入局
1985年 健保川崎中央病院へ出向
      口腔外科医長
1991年 三浦市にて歯科診療所開設
2007年 横浜市中区に移転
・横浜市歯科医師会会員
・日本口腔外科学会会員

Hobby:猫にこだわる、元祖アキバ系(JA1DEY)。
日比谷高校在学中よりオーケストラに所属し、特に現代音楽には造詣が深い。
スキーは学生時代からアルペン競技をかじり、expertを自任。シーズン中は道央エリアを中心に活動する。