東山歯科クリニック  〜Information〜
横浜移転後、2度目の秋となりました。これからも身近な話題や、プライベートなことなど気ままに報告してみたいと思います。お暇な時にふらっと立ち寄っていただければ幸いです。
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網膜の神経回路つくる物質「ピカチュリン」
目の奥にあって光を感じる網膜の神経回路がきちんとつくられるのに必要なタンパク質を、文部科学省所管の公益法人、大阪バイオサイエンス研究所古川貴久研究部長らのチームがマウス実験で突き止め、20日付の米科学誌ネイチャー・ニューロサイエンス(電子版)に発表されています。


Pikachurin, a dystroglycan ligand, is essential for photoreceptor ribbon synapse formation(Abstract): http://www.nature.com/neuro/journal/vaop/ncurrent/abs/nn.2160.html


チームはマウスを使って、視神経の周りで働いているピカチュリンを特定。
これが働かないよう遺伝子操作したマウスでは、受光細胞から中枢神経につながる視神経に異常が起きることを確かめています。
通常のマウスに比べ神経伝達が遅れ、速い動きに対する眼球の反応も悪くなり、動体視力が落ちていることがわかりました。

電気を生成するポケモンの人気キャラクター、ピカチュウにちなんで「ピカチュリン(Pikachurin)」と名付けられています。


10まんボルト


ほ乳類の目では、光の刺激が網膜の視細胞で電気信号に変わり、双極細胞を通過して視神経から脳へ伝達されます。
現在、目の疾患に対してはiPS細胞(人工多能性幹細胞)などで視細胞を作ることはできても、神経伝達回路であるシナプスの形成過程が解明できていないことから、臨床応用は現実的でないとされてきました。

古川部長は「網膜の神経回路ができる仕組みの一端が分かった。iPS細胞などを使った目の病気の再生医療にも応用できそうだ」とコメントしています。

さらに「イチロー選手のように動体視力に優れた一流の運動選手は、ピカチュリンの働きに違いがあるのかもしれない」としています。


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プロフィール

Author:Kiyoshi Higashiyama
1981年 東北歯大卒、歯科医師免許取得
      東京医歯大 第2口腔外科入局
1985年 健保川崎中央病院へ出向
      口腔外科医長
1991年 三浦市にて歯科診療所開設
2007年 横浜市中区に移転
・横浜市歯科医師会会員
・日本口腔外科学会会員

Hobby:猫にこだわる、元祖アキバ系(JA1DEY)。
日比谷高校在学中よりオーケストラに所属し、特に現代音楽には造詣が深い。
スキーは学生時代からアルペン競技をかじり、expertを自任。シーズン中は道央エリアを中心に活動する。