東山歯科クリニック  ~Information~
三浦での開業以来通算25年となりました。これからも身近な話題や、プライベートなことなど気ままに報告したいと思います。お暇な時にふらっと立ち寄っていただければ幸いです。
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期間限定『横濱牛めし』
シウマイでおなじみの崎陽軒から「開国博Y150」を記念して、横浜開港150周年記念特別弁当「横濱牛めし」が先月末から発売されています。

横浜発祥の料理「牛鍋」をアレンジしたもので、開国博の期間中、崎陽軒本店や横浜駅中央店など10店舗で1日200食限定、1050円也。


1050円はちょっとエクスペンシブですが…   今だけと言われると弱い!


牛鍋は、1859年の横浜開港後、居留外国人によって牛肉食の文化が持ち込まれたことではじまり、その後、ぼたん鍋をヒントにした味噌仕立ての味付けが人気となり、文明開化の象徴的存在となりました。
牛肉を食べる習慣がなかった日本人にとって、庶民の味として食した初めての牛肉料理で「すき焼き」の元祖ともいわれています。


横濱牛めし販売を企画した新製品開発室の担当者は「記念すべき150周年を祝うお弁当としては、横浜発祥の牛鍋を題材にすることが相応しいと考え、横浜らしさを込めることに苦労した」とコメント、開発までには7ヶ月を要したことも明らかにしています。


さて、気になるそのお味ですが、みそ仕立ての牛ロースのすき焼き煮と、中華風そぼろが盛られていて、けっこうボリュームがあります。
甘すぎない味付けがほど良く、さめても美味しくいただけるところはさすがに崎陽軒の技ありといったところ。
「海外と日本の食文化を調和させてきた横浜ならではの味が楽しめます」と言うだけあってワインとの相性もグッドです。

少々割高の感はありましたが、食べてみて納得、私は同じ値段なら幕の内よりもこちらを選択します。
それにしても、期間限定にはいつもやられっぱなしです。


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産地偽装判別に新手法
タケノコに含まれる酸素や水素など原子の重さから、中国か日本かなど産地を厳密に見分ける分析技術を、横浜市の民間会社「日本同位体分析研究所」が確立したことを明らかにしています。
9割以上の精度で産地国は判別可能としており、農林水産省の検査機関も「国に同様の技術はない。精度が高く有効な方法」と評価しています。


同研究所は安定同位体比分析と呼ばれる技術を用いた各種検査技術の開発を目的に昨年設立されました。
原子は現在111種類が知られており、同じ原子でも中性子の数が違い質量が異なるものを「同位体(isotope)」と呼んでいますが、科学的な性質は変わらないので同じ元素と見なされています。
同位体には不安定で時間とともに放射性崩壊して、中性子を放ち原子番号が変化していく放射性同位体と、安定して存在する安定同位体の2種類があります。

自然界において安定同位体は一定の割合で存在しており、生物に取り込まれるなど地球上の物質循環の一部を担っていることから、様々な生命活動や地球科学を知る指標として利用されてきました。
また、生態系の研究には水素、炭素、窒素、酸素の4種類の同位体が広く利用されています。


同研究所では、産地によってタケノコに含まれるこれら同位体の比率が異なることに着目。
中国のほか、日本では静岡、和歌山、京都、福岡、熊本などの産地からタケノコ約420本を集め、タケノコが生えていた場所からは土を採取し、同位体比分析により産地ごとの原子の質量を分析しました。

これまで、産地偽装の特定には遺伝子分析や微量元素分析が利用されてきましたが、遺伝子分析では品種は判別できても産地までは困難で、また微量元素分析によってもウナギ蒲焼きなどのように加工品になった状態では見分けることは難しく、新たな方法の確立が待たれていました。

研究所は昨年、同様の分析法でウナギの産地判別データベースを構築。
今年2月に中国産ウナギを愛媛県産と偽装していたとして愛媛県警に摘発された加工会社サンライズフーズ(解散)については、事件発覚前に独自検査で偽装と突き止めていたとしています。
同研究所は同様の手法でウナギや牛肉、イグサの産地判別にも成功し、現在、警察や生協などから月300件を超える分析依頼があるそうです。
依然として食品の産地偽装事件が後を絶たないなかで、今後偽装を見破る強力な手段となりそうです。


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秀吉の死因は脚気だった?
サルといえば織田信長の草履取りから望外の成功を遂げ、立身出世の鑑ともされている豊臣秀吉のことが思い出されます。
天下人に上りつめ、人生を思うままに振る舞った秀吉ですが、1598年、63歳で死去。
その死因をめぐっては、梅毒・老人性結核・尿毒症・鉛中毒など様々な説が唱えられており、今もって謎ながら胃癌とする説が有力なようです。


豊臣秀吉像


ところで、著作やテレビなどメディアでも知られる脳神経外科医で若林医院院長(姫路市御立東)の若林利光氏が、秀吉の死因は脚気だったとの新説を唱え、来月12日から名古屋市で行われる日本病跡学会総会で発表するそうです。

同氏は晩年の秀吉の姿を書き記したイエズス会宣教師の手紙などを調べ、下痢や胸の痛み、精神状態が不安定になるなどの症状から判断。
白米中心の食事がビタミンB1不足を招いたとみられ「症状をほぼ完全に説明できる」と自信を見せています。

若林氏はこれまでにも文献を基に源頼朝や中国の曹操などの死因を推理してきました。
昨年、江戸幕府の歴代将軍の死因を調べた際、14代家茂が晩年、胸痛を訴え、たびたび錯乱状態になるなど、秀吉の晩年と似ていることに気付きました。

家茂の死因になったとされる脚気は、雑穀などに多く含まれるビタミンB1の不足により発症し、脚の神経麻痺で始まる急性末梢性神経炎で、炎症が心臓に及ぶと心臓機能の低下・不全をきたします。
脚気は歴史上、白米を食べる富裕層にが多く、失禁や胸痛、歩行困難、錯乱などの症状があるとしています。

秀吉の臨終までの様子について、宣教師フランシスコ・パシオがイエズス会に詳細に報告していますが、これによれば亡くなる約2カ月半前に下痢となり、やがて床に伏せるようになり、死の前日には狂乱状態に陥ったと伝えています。
また、家臣の日記にも秀吉が失禁した、との記述があるとしています。

若林氏は「なぜ今まで脚気説がなかったのか不思議。一農民から天下統一を成し遂げた秀吉が、支配層に特有の病で死んだとすれば皮肉なこと」とコメントしています。



ところで余談ながら、徳川家茂といえば先の大河ドラマ篤姫で注目されるところとなったキャラクターですが、大の甘党でもあったことから、残存する31本の歯のうち30本が虫歯に罹患しておりボロボロだったとの記録があります。
私は家茂が死期を早めることとなった一因には、虫歯よる病巣感染が絡んでいたのではないかとにらんでいます。
山内容堂をはじめ幕末の志士の中にも、虫歯や歯周炎で悩んでいた人が少なくなかったようです。


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遺伝子組み換えで「光るサル」
慶應義塾大学医学部生理学教室実験動物中央研究所(川崎市)など7研究機関のチームが共同で、実験動物として使われるコモンマーモセットに、緑色蛍光タンパク質「GFP」の遺伝子を導入し、個体内で働かせることに成功しています。
任意の遺伝子を導入して発現させる遺伝子改変動物は、これまでにも研究用のマウスなどに使われていますが、霊長類で遺伝子組み換えを実現したのは世界初のことです。
よりヒトに近いモデル動物として、ヒトの難病や高度な脳機能などの研究への貢献が期待されるとして、論文が28日付の英科学誌ネイチャーに発表されています。


Cover Nnature (28 May 2009)

Generation of transgenic non-human primates with germline transmission


生命科学や医学では、遺伝子改変動物を使った実験が欠かせませんが、マウスやラットなどではヒトとの違いから、不十分な点も多いため、同研究所は生理学的、解剖学的によりヒトに近い動物としてコモンマーモセットに着目。
マーモセットは、尾を除く体長が20cmほどの小型のサルで、短期間に多くの子を産み、繁殖させやすいなど優れた特性を持つことから、実験動物としての利用を研究してきました。

研究チームは、DNAに入り込む性質を持つウイルスを遺伝子の運び屋(ベクター)とし、培養したマーモセットの受精卵にGFP遺伝子を導入しましたが、当初は十分な量のウイルスが注入できずうまくいきませんでした。
そこで、特別な培養液を使って注入量を増やすなど独自の改良を加え、効率良く遺伝子が組み込まれるようにしました。

受精卵を仮親の子宮に戻したところ、2006年以降に5匹が誕生。
紫外線を当てると毛や皮膚が光り、組み込んだGFP遺伝子が働いていることが分かりました。
さらに、このうち1匹の雄から精子を採取し、通常の雌と体外受精させて生まれた「第2世代」でも、GFP遺伝子が働いていることを確認しています。


霊長類の遺伝子組み換えについて慶応大の岡野栄之教授(神経科学)は「あくまで人の病気を知るための実験に使うもの。生命倫理上、ヒトに応用してはいけないのは大前提だ」と強調した上で、「脳科学や再生医療研究にも新しいステージを切り開くだろう」とコメントしています。



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アクセサリー型心電計
情報通信研究機構(NICT)は,横浜市立大学とアール・アイ・イーの協力を得て,アクセサリー型の心電計を開発したことを明らかにしています。


  プレスリリース

心臓疾患の診断には、日常生活中の長時間の心電図を記録してこれを解析する必要があり、そのためには通常ホルター心電図と呼ばれる携帯用の小型心電計と電極を装着する方法が一般的に利用されています。

今回開発された心電計は,人体周辺の機器や人体内部のセンサなどと数mの間で通信するための近距離無線通信方式「BAN(Body Area Network)」を利用し、心電測定のほか,体表温度や体位の変化も測定できるとしています。
アクセサリーのように常時,首からぶらさげておくだけで24時間連続して測定でき、測定したデータは無線で送信できることから、日常生活における個人の健康管理や患者の遠隔見守りなどの用途を想定しています。


心電計と表示された携帯電話


重さは約20gで、測定用の電極はジェルなどを必要としないドライ型のため、首からぶらさげてもホルター心電図と比べ違和感がないとしています。

さらに今回の心電計は,「低消費電力セキュリティ機能」を搭載。
これは,体位の変化や生体データの変化が利用者の固有情報であることに着目、暗号キーの動的生成を行い高い暗号強度を保証するとともに、暗号演算処理をコンパクトにして消費電力を抑えるとしています。


ところで、先日リラの予防接種で獣医さんへ行った時のこと、胸の毛を剃られホルター心電図をぐるぐる巻きに固定された犬に出会いました。
私も不整脈検査で何度かホルターのお世話になっていますが、小型とはいえ結構うっとうしいものなので、犬にとってはかなりのストレスになっているのではないでしょうか。
今後BANの技術は人間のみならずペットの健康管理にも普及が期待されるところです。


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脱毛にかかわる遺伝子発見
毛の表皮にある「キューティクル」の遺伝的な異常が、脱毛や薄毛の原因にかかわっていることを、国立遺伝学研究所(静岡県三島市)と慶應義塾大学医学部生理学教室の研究グループが突き止め、人も共通の仕組みを持つ可能性が高いとして、25日付の米科学アカデミー紀要(電子版)に発表しています。

  プレスリリース


髪を毛根につなぎとめるのは「ケラチン」というタンパク質ですが、今回の研究では、キューティクル層で働く遺伝子の一種「Sox21」がケラチンの生成を制御していることを解明しています。
Sox21はこれまでにも、神経細胞の発生や増殖に関係していることは知られていました。



遺伝研の相賀裕美子教授(発生遺伝学)と慶応大の岡野栄之教授(神経科学)らは、生まれつきSox21遺伝子を持たないノックアウトマウスを作成。
このマウスは生後まもなく正常に体毛が生えそろいましたが、生後15日ごろ頭部から脱毛が始まり、約1週間後には完全に全身の毛が抜け落ちてしまいました。
その後、再び発毛しましたが、25日周期で脱毛と発毛を繰り返し、健康な状態と比べ異常に短いサイクルを示しました。

さらに体毛を詳しく調べたところ、毛の表面を覆い、うろこのような形で毛根とつながっているキューティクルがほとんどないことが分かりました。


Sox21 Knockout mouse


このことから研究チームは、Sox21がキューティクルの材料のケラチンの生成にかかわっており、脱毛マウスはそれを持たないため抜け毛が早まると結論づけています。
さらにチームは人の毛髪のキューティクルにおいても、Sox21遺伝子が発現していることを確認しました。

相賀教授は「Sox21がなくなるとケラチンは著しく減る。人間の脱毛や薄毛もSox21に関する遺伝的な異常が関係している場合があると考えられる」とコメント。


脱毛や薄毛をめぐっては、これまで男性ホルモンの影響による、いわゆる男性型脱毛症や加齢によるものとされ、多くの同胞たちの努力も空しくあきらめざるを得なかったという実態があります。
今回の研究成果のポイントともされているように、性別にかかわらない原因遺伝子の特定は新たな光となってくれるかも知れません。
今後さらに詳しい仕組みの解明と、治療薬開発など実用分野への応用が期待されるところです。


  The disruption of Sox21-mediated hair shaft cuticle differentiation causes cyclic alopecia in mice


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ニセクロハツの毒物の正体を解明
北地方南部から西南日本にかけて広く分布し、クロハツと区別が難しいことから中毒死が近年続いていた猛毒のキノコ、ニセクロハツの毒物の成分を京都薬科大学慶応義塾大学理工学部、応用化学科の研究グループが突き止め、24日付の英科学誌「ネイチャーケミカルバイオロジー」オンライン版にに発表しています。


  Abstract:Abstract:Identification of the toxic trigger in mushroom poisoning


ニセクロハツはベニタケ科ベニタケ属に属しツブラジイ(コジイ)の根元に7月末~8月にかけて生えることが多い灰褐色キノコで、2005年~7年にかけて大阪、愛知、宮崎などで7件の中毒例が報告されています。

手足のしびれや筋肉硬直、心不全、腎臓などの臓器不全を引き起こしますが、原因物質が不明なため、これまで「謎の毒キノコ」とされていました。


謎の毒キノコ


橋本貴美子京都薬科大准教授と中田雅也慶応大教授(天然物有機化学)らのグループはキノコを浸した水をそのまま分析し化学反応しないようにするなど、試行錯誤による毒物の抽出を試みてきました。

その結果、中毒を引き起こすのが「シクロプロペンカルボン酸(C4H4O2)」であることが分かりました。
マウスにこの物質を投与したところ、身体を動かす骨格筋の組織が溶けるとともに、その溶解物が臓器を障害するなどの強毒性を確認、新しいタイプのキノコ中毒を来すことも明らかになっています。

生物が作る毒物としてはこれまでこれほど小分子の有機物は例がなく、また極めて少量でマウスが死んだことから、人の致死量はキノコ2~3本に当たるとしています。


ニセクロハツが生えるツブラジイの林は京都、滋賀など近畿地方に多く、また東山など京都盆地周辺では、ツブラジイを含むシイ林が拡大しているとのこと。
橋本准教授は「ニセクロハツは暑い夏に目立って発生するので注意してほしい」とコメント、注意を呼びかけています。

ところでクロハツとニセクロハツとの識別には色の変化が利用されるそうで、裂いたり傷つけると暗赤褐色を経て、黒色になるのがクロハツで、ニセクロハツは暗褐色になるだけで黒変しないようです。
最もキノコ愛好家の間では、クロハツは関東、東北ではほとんど食べる習慣がないとのこと。


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日本依然長寿世界一
WHO(世界保健機関))が21日に発表した2009年版の「世界保健統計」によれば、07年の日本人の平均寿命は83歳と、去年に引き続き世界一となったことが明らかになっています。
長寿国としては、スイスやイタリア、オーストラリアなどが82歳とされ、日本に続いています。

  World Health Statistics 2009

男女別では、日本の女性の平均寿命が86歳で調査対象になった193カ国中1位となっています。
また男性ではイタリア中部にある内陸国サンマリノの81歳がトップで、2位は80歳のアイスランド、日本はスウェーデンなどとともに3位の79歳でした。

世界全体の平均寿命は71歳で、逆に最も平均寿命が短かったのは西アフリカ・シエラレオネの41歳、次いでアフガニスタンの42歳でした。


一方、1人の女性が一生に生む子供の数を示す合計特殊出生率では、韓国、ベラルーシ、ボスニア・ヘルツェゴビナ、チェコ、ポーランド、スロバキア、ウクライナの8カ国が最も低い1.2人で、日本、ハンガリー、ロシア、シンガポールなど13カ国が1.3人とこれに次いでいます。
1位はニジェールの7.2人、2位はアフガニスタンの7.1人でした。

また、5歳未満で死亡する子どもの割合は1000人当たり67人で、91人だった1990年に比べて、ワクチンの普及などを背景に大幅に減っています。
しかし、妊娠した母親が死亡する割合は10万人当たり400人と改善がみられず、特にアフリカ中南部では、死亡率が世界平均の2倍以上に上っていて、WHOは妊婦がもっと容易に医療を受けられるよう国際社会に支援を呼びかけています。


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インフルエンザウイルス複製の構造を解明
インフルエンザウイルスの複製に中心的な役割を果たしている3つのタンパク質の結合部の立体構造を、筑波大学横浜市立大学の研究グループが解明し、論文が21日付の機関誌、欧州分子生物学機構ジャーナル電子版に発表されています。


  Structural insight into the essential PB1–PB2 subunit contact of the influenza virus RNA polymerase(Abstract )


インフルエンザウイルスの酵素「RNAポリメラーゼ」は、ウイルスの複製(増殖)に中心的な役割を担っており、またこの構造は新型インフルエンザや強毒性の鳥インフルエンザでも同一で変異しにくいことから、新たな薬剤ターゲットとして注目されているものの、未だに開発につながっていないのが現状です。


RNAポリメラーゼの構造


研究グループは、ポリメラーゼが3つの部位が結合しないと機能しないことに注目し、エックス線解析によって結合に重要な役割を果たしているアミノ酸を突き止めました。
またこのアミノ酸を変異させ結合部分を不安定にしたところ、ポリメラーゼの活性が低下し、ウイルスの複製量が著しく減少することを確認しています。

そこで、新たな抗ウイルスの薬の候補として、結合部分にはまりやすい構造の似かよった低分子化合物を探し、約400種類をリストアップ。
実験ではこれまでに細胞毒性のない2種類の有望な化合物が見つかったほか、さらに他の化合物についても調べているとのこと。


今回の研究を主導した筑波大大学院の永田恭介教授は(感染生物学)「ウイルスにとって遺伝子を複製する部分は変異の許容度が低いと考えられ、画期的な新薬が設計できる可能性が高い」とコメントしています。


抗ウイルス薬のタミフルやリレンザには、ウイルスの拡散を防ぐ効果がありますが、耐性を持つウイルスも出現しています。
RNAポリメラーゼをターゲットにすることによって、新たにどんなタイプの新型インフルエンザにも効果がある薬の登場が期待されるところです。


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ルイ16世直筆の遺言発見
20日付のフランス紙フィガロなどが報じたところによれば、フランス革命で処刑されたルイ16世(1754~93)が1791年6月パリを密かに逃れ、バレンヌで逮捕される直前に書いた政治的な遺言書「すべてのフランス人に告ぐ」の原本がこのほど、米国で発見されたことが明らかになっています。


  Le testament politique de Louis XVI retrouvé


ルイ16世といえば世界史の教科書以来、王妃マリー・アントワネットの陰に隠れ今ひとつイメージが湧かないというのが正直なところではないでしょうか。

ルイ16世直筆の遺言についてはこれまで写しはあったものの、原本はフランス革命以降その行方が分からなくなっていました。
発見したフランスの研究者らは「歴史の鼓動を伝える第1級の史料」としています。


ルイ16世の遺言


なお、ルイ16世の遺書は、1793年の処刑直前にタンプル塔で書かれたものが有名ですが、今回見つかったのはこれとは別で、16ページにわたっています。
また、遺言書は逃亡の理由を説明するとともに、国民に向け「(革命派の)誤った友人たちのそそのかしやうそを信用してはならない。国王の元に戻りなさい。王は常にあなたがたの父であり、最良の友人である」と呼び掛け、自らが目指した立憲君主制の正しさを説いています。

今後、今まで知られていなかったルイ16世をめぐる意外な人物像が、明るみに出るきっかけとなるかも知れません。


  ルイ16世の小部屋


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アレルギー性接触皮膚炎に亜鉛輸送体が関与
理化学研究所免疫・アレルギー科学総合研究センター(RCAI)サイトカイン制御研究グループの平野俊夫グループディレクター(大阪大学大学院生命機能研究科/医学系研究科 医学部長)らの研究グループは、亜鉛輸送体がアレルギー性接触皮膚炎の発症に重要な役割を担っていることを発見し、論文が、18日付の米科学誌Journal of Experimental Medicine(LEM)(オンライン版)に掲載されています。


  Zinc transporter Znt5/Slc30a5 is required for the mast cell–mediated delayed-type allergic reaction but not the immediate-type reaction( Abstract)


亜鉛は、私たちが生きていくためには欠かせない元素の1つで、筋肉や骨、肝臓などに分布していますが、体内で合成できず、食物から摂取しなければなりません。
生体に必要な亜鉛は微量ですが、成長や、免疫、味覚や嗅覚、中枢神経などさまざまな機能に関与しており、欠乏すれば成長障害、神経系の異常、免疫不全などを引き起こすことが分かっています。

歯科の領域でも、亜鉛が不足すると、味蕾にある味細胞の新陳代謝が滞ってしまい、味覚センサーが鈍ってしまうために味覚障害を引き起こすことが知られています。


亜鉛輸送体


平野グループはこれまでの研究で、栄養素としての亜鉛の役割以外に、細胞内遊離亜鉛の量が外界からの刺激に応じて変化することにより、細胞内にシグナルを伝える役割を果たすことを発見しています。

亜鉛と結合することで機能する、転写因子や酵素、シグナル伝達物質などのタンパク質は、300種以上あると考えられています。
生体に必須な亜鉛は、細胞内で亜鉛輸送体の働きにより亜鉛濃度が調整され、一定の状態を維持することで、生命の健全性を確保しています。


今回、平野俊夫グループディレクターらは、大阪大学、国立成育医療センター研究所、東京大学と協力し、この亜鉛輸送体が、アレルギー性接触皮膚炎の発症に重要な役割を果たしていることをつきとめています。

 プレスリリース

アレルギー性接触皮膚炎は、化粧品や時計、ネックレス、ピアスなどの金属類、ダニやホコリなどの原因物質に触れることによって皮膚の炎症細胞が感作され痒みを伴う湿疹を誘発します。
また、近年歯科においても口腔内の充填物(詰め物)や補綴物(被せ物)、義歯、インプラントに使われる金属材料が原因で慢性的な口内炎などを起こす金属アレルギーが問題となっています。

検査の結果疑われる金属を取り除いたとしても、全ての症状が直ちに消失するとは限らず病態も複雑で、診断や治療法の選択に苦慮することも少なくありません。


この皮膚炎は、動物モデルにおいて免疫細胞であるマスト細胞が発症に関係していることが知られており、さらにその活性化には亜鉛が重要であることが明らかになっていました。
今回共同研究グループではこれまで不明だった、亜鉛輸送体そのもののアレルギー応答における役割についての解析を行っています。

グループは、22種類ある亜鉛輸送体の1つであるZnt5タンパク質に注目し、その遺伝子欠損マウスを調べた結果、アレルギー性接触皮膚炎の発症に重要な役割を担っていることを発見しました。

実験ではZnt5欠損マウスの皮膚に抗原を感作させ、5日後に同様の抗原をマウスの耳に接触して接触性皮膚炎を誘発させています。
その結果、Znt5欠損マウスは野生型と比較して、著しく耳の腫れが軽減し、アレルギー反応が低下することが明らかになり、さらに皮膚炎にかかわる炎症性のサイトカインの分泌能力を調べたところ、産生が低下していることも確認されています。


正常マウスとZnt5欠損マウスの比較



これらの結果から、亜鉛輸送体Znt5がアレルギー性接触皮膚炎において重要な役割を担っていることを示すとともに、Znt5がサイトカイン産生の重要な調節にかかわる新規の分子である可能性を示すものとなったとしています。


今後、細胞内の亜鉛濃度を人為的に制御することにより、アレルギーの発症をコントロールしたり、アレルギー性接触皮膚炎の治療に有効な新薬開発につながるものと期待されるところです。


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テーマ:写真日記 - ジャンル:日記

「たからのちず」に2組が名乗り
横須賀市の横須賀海上保安部の船着き場に漂着した「宝の地図」を同保安部が公開し、差出人を探していたことは先々週紹介したところです。


  「たからのちず」かいたのはだれ?


この地図をめぐり、静岡県河津町と横浜市の2組の小学生が差出人として名乗り出ていたことが分かりました。
同保安部の担当者は「地図に書かれた名前や部屋の間取りが、双方の説明とも矛盾しない。職員有志で双方にお礼をしたい」とする一方で、「どちらかが間違いとも言いにくい」と少々困惑気味。
なお、地図には部屋の間取りとともに「こたつ」「ゆうたへや」「なつベッド」などが描かれていました。

河津町から名乗り出たのは、同町東小学校の3年生の男児3人で、近所に住む幼なじみの3人は3月初めごろ一緒に近くの縄地川から流したとしています。
また横浜市から名乗り出たのは、小学生の3人兄弟で、鶴見川の上流から流したとしています。

いずれも「たからのちず」が新聞などで報道された8日、保護者が同保安部に連絡していたとのこと。


ところで、この報道があって以降、保安部には「ペットボトルは海に流すものではない」「遊びでやるものなのか」などの批判も数多く寄せられ、担当者が苦慮する場面もあった一方で「職員が和むことができた」として、双方に記念品的なものを送りたいとコメントしています。


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プロフィール

Kiyoshi Higashiyama

Author:Kiyoshi Higashiyama
1981年 東北歯大卒、歯科医師免許取得
      東京医歯大 第2口腔外科入局
1985年 健保川崎中央病院 口腔外科医長
1991年 三浦市にて歯科診療所開設
2007年 横浜市中区に移転
・横浜市歯科医師会会員
・日本口腔外科学会会員

Hobby:猫にこだわる、元祖アキバ系

星陵フィルハーモニー管弦楽団結成に参画、特に現代音楽には造詣が深い。

スキーは学生時代からアルペン競技をかじり、expertを自任。
シーズン中は道央エリアを中心に活動するが、ススキノでの目撃情報多数。

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