東山歯科クリニック  ~Information~
三浦での開業以来通算25年となりました。これからも身近な話題や、プライベートなことなど気ままに報告したいと思います。お暇な時にふらっと立ち寄っていただければ幸いです。
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不規則な生活が高血圧を招く
時間が来ればお腹がすいたり眠くなったり、また朝になると目が覚めるといったように、動物は本来「体内時計」と呼ばれる生活のリズムというものを持っています。
また、この睡眠と覚醒のリズムは、脳の視床下部にある「視交差上核」という場所でコントロールされていることが分かっています。

地球は24時間で1回転しますが、私たちの体内時計の周期は約25時間といわれており、約1時間のズレがあります。
この1時間のズレについては、詳しくはわかっていないものの、地球上では季節によって昼と夜の長さが変化するため、これに適応していくために体内時計は1時間のズレ(余裕)を持っているものと考えられています。

また、体内時計の周期は人間では25時間、マウスは23.5時間、ラットは24.5時間と動物よって異なりますが、ほぼ24時間であることに変わりはなく、地球上の生き物たちが24時間に自分の生活リズムを合うように進化させてきたことが推測されます。


京都大学大学院薬学研究科の岡村均教授、土居雅夫講師らのチームは、マウスを使った実験で、この24時間周期で働く体内時計遺伝子に異常が起きると、特定の酵素が副腎で過剰に働いて高血圧症を引き起こすメカニズムを突きとめ、13日付の米医学誌Nature Medicine (電子版)に発表しています。

Salt-sensitive hypertension in circadian clock–deficient Cry-null mice involves dysregulated adrenal Hsd3b6(Abstract)


体内時計の研究では第一人者として知られる岡村教授は、生命が自然環境に適応して獲得した最も根源的な「時間」の仕組みであるとして、これまで時計遺伝子の研究を進めてきました。

その結果、時計遺伝子が睡眠・覚醒やホルモン分泌だけでなく、脂質代謝、細胞分裂や骨形成の24時間リズムもコントロールしていることが分かってきました。

さらに、近年増加しているメタボリックシンドロームやがんや骨粗しょう症も体内時計と深く関わっていることが遺伝子レベルで明らかになり、リズム異常や不眠から起こる注意力低下、血圧など直接的な影響にのみならず、様々な疾患のベースとなる可能性も指摘されています。
なお、規則正しい食生活が血糖値の上昇を抑える効果のあることは先日も紹介したところです。


現代病と体内時計
現代病と体内時計


チームは、遺伝子組み換え技術で体内時計を働かなくしたマウスを作り、これに塩分の多い食事を与えて観察を行いました。
その結果、体内に食塩と水をため込むホルモンを作る「Hsd3b6」という酵素の活動が活発になり、血圧上昇ホルモンが過剰に働き、腎臓から塩分や水分を排出できずに高血圧が引き起こされていることが分かりました。

さらに、この酵素が産生にかかわるホルモンの作用を抑える薬剤を与えたところ、マウスの血圧が下がることも確認しています。
ただし、人では同じ薬剤が副作用を起こす可能性があることから、別の手法が必要とのこと。


岡村教授は「こうした高血圧の詳しいメカニズムが分かったのは初めて。この酵素に特異的に働く薬が開発できれば治療に役立ちそうだ」とコメント。
今後は、臨床チームと組んで酵素の働きを詳しく調べたいとしています。



昼夜交代勤務や徹夜など生活の多様化が進むなか、こうした体内時計の異常が高血圧症の原因になることが明確に示されたのは初のことで、新薬の開発など更なる研究の進展が期待されるところです。


1879年にエジソンが白熱電球を発明して以来、夜間の労働が可能になり、労働時間の増大をもたらしたほか、労働後の個人生活も豊かになり、娯楽を求めて夜に外出する人も増えるなど、人々の生活は根本的に変化してきました。
明るい夜はそれまで人々が暮らしていた昼夜のサイクルを完全に破壊し、それまで環境の変動に対応していた私たちの体内時計は影響を受けるようになったと、岡村教授は指摘しています。



ところで私宛に先月半ばにうけたメタボ健診の結果が送られてきました。
肝機能、中性脂肪などは問題なかったものの、今回は血圧と血糖値がやや高いとの判定でした。
おそらく、不規則な食生活に加え、夜遅くまでPCや猫にちょっかいを出していたことが、体内時計に逆らう結果として数値に反映されたのではないかと思われます。


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プロフィール

Kiyoshi Higashiyama

Author:Kiyoshi Higashiyama
1981年 東北歯大卒、歯科医師免許取得
      東京医歯大 第2口腔外科入局
1985年 健保川崎中央病院 口腔外科医長
1991年 三浦市にて歯科診療所開設
2007年 横浜市中区に移転
・横浜市歯科医師会会員
・日本口腔外科学会会員

Hobby:猫にこだわる、元祖アキバ系

星陵フィルハーモニー管弦楽団結成に参画、特に現代音楽には造詣が深い。

スキーは学生時代からアルペン競技をかじり、expertを自任。
シーズン中は道央エリアを中心に活動するが、ススキノでの目撃情報多数。

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