東山歯科クリニック  ~Information~
三浦での開業以来通算25年となりました。これからも身近な話題や、プライベートなことなど気ままに報告したいと思います。お暇な時にふらっと立ち寄っていただければ幸いです。
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期待のインフルエンザ新薬
富山化学工業(新宿区)が開発中の新インフルエンザ薬「T-705」(一般名:ファビピラビル)が、強毒性のH5N1型鳥インフルエンザにも有効であることを、東京大学医科学研究所ウイルス感染分野の河岡義裕教授、木曽真紀研究員らのグループが動物実験で初めて明らかにしています。

人への散発的な感染例で高い致死性を示すH5N1は、抗ウイルス薬タミフルがある程度有効でしたが、最近では耐性株の出現が問題とされ、新たな治療薬の開発が急がれていました。


ファビピラビル


研究グループは、ベトナムの死亡・入院患者から採取した2種類のH5N1ウイルスをマウスに感染させ、T-705を用量と日数を変えて投与し、タミフルや無治療群と生存率を比較しました。

無治療群はすべて死亡しましたが、最大用量で8日間治療した群は100%生存し、5日間の治療でも50%以上の生存率と、タミフルと同等かそれ以上の効果が認められました。

また治療開始時期を、感染後1時間から3日まで変えて調べたところ、治療開始が遅いほど生存率が低下しましたが、最大用量群では3日後に開始してもすべて生き残りました。

さらに変異によりタミフルに耐性を持った2種類のウイルスでは、タミフルや低用量群の生存率が低かったのに対し、最大用量群は100%生存していました。


肺の病理検査では、無治療群で起きた肺の障害が、タミフル群や低用量群ではある程度みられましたが、最大用量群では全く起きていないことも確認されています。


現在インフルエンザの治療に使用されている、タミフルやリレンザはウイルスが持つノイラミニダーゼという酵素を阻害することによって増殖を抑える薬剤です。
一方、T-705は、これまでのノイラミニダーゼ阻害剤とは異なり、ウイルスのRNAポリメラーゼを阻害という遺伝子に直接働きかける、新たなメカニズムを持つことから、有用性が期待されています。

さらに、ピラジン環(ピリジンのNの対面にさらにNがある環)にフルオロ基、水酸基、そして1級アミドがついているだけといった、非常にシンプルな構造の化合物であることが特徴だそうです。


河岡教授は「病原性の強いウイルスにも高い効果があった。今後、人での成果が待たれる」とコメント。
今年10月から既に臨床試験PhaseⅢ(多数の患者に投薬して効果があるかを見る試験)が開始されており、安全性と効果が確認されれば、来年春にも新薬としての申請が出される見込みです。

ただし、厚生労働省から新薬の認可が下りるまでには、通常、申請から2~3年と欧米の2倍以上の期間を要することから、今後パンデミックに備えた迅速な対応が求められるところです。


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プロフィール

Kiyoshi Higashiyama

Author:Kiyoshi Higashiyama
1981年 東北歯大卒、歯科医師免許取得
      東京医歯大 第2口腔外科入局
1985年 健保川崎中央病院 口腔外科医長
1991年 三浦市にて歯科診療所開設
2007年 横浜市中区に移転
・横浜市歯科医師会会員
・日本口腔外科学会会員

Hobby:猫にこだわる、元祖アキバ系

星陵フィルハーモニー管弦楽団結成に参画、特に現代音楽には造詣が深い。

スキーは学生時代からアルペン競技をかじり、expertを自任。
シーズン中は道央エリアを中心に活動するが、ススキノでの目撃情報多数。

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