東山歯科クリニック  ~Information~
三浦での開業以来通算25年となりました。これからも身近な話題や、プライベートなことなど気ままに報告したいと思います。お暇な時にふらっと立ち寄っていただければ幸いです。
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大脳新皮質に新しい神経前駆細胞を発見
高度な脳機能をつかさどる大脳新皮質で、大人になっても新たな神経細胞が生み出されることを藤田保健衛生大学(愛知県豊明市)などのチームがラット実験で突き止め、27日付の米科学誌ネイチャーニューロサイエンス(電子版)に発表しています。

  Ischemia-induced neurogenesis of neocortical layer 1 progenitor cells(Abstract)

脳はいったんできあがると新たな神経細胞ができにいため、非常に再生しにくいことが以前から知られています。
例えば、事故や疾病による脳の損傷を来した場合、多くは後遺症を抱えたまま一生を過ごさなければならず、QOL(生活の質)の低下や家族の負担も大きく、早期の治療法の確立が望まれているところです。

また近年、大人の脳でも新しい神経細胞が盛んに作られることが、記憶に関連する海馬の歯状回や、臭いの感覚を伝える嗅球の神経細胞が作られる側脳室の脳室下帯で明らかになっています。

また大脳新皮質は、認識、思考、意識など脳の高次機能の中心であり、大人の大脳新皮質でも神経細胞が作られるかどうかは100年以上前から議論の続く重要な問題ですが、はっきりとした証明はされていませんでした。

最近の研究により、損傷によって大脳新皮質における神経細胞の新生が報告されており、脳内に大脳新皮質の神経細胞を産生する神経幹細胞や前駆細胞が存在するのではないかと推測されていましたが、詳しくは明らかにされていませんでした。

このことからチームは基礎科学と臨床医学にとって非常に重要であると考え、大人の大脳新皮質における神経幹細胞や前駆細胞を同定を試みています。


光る神経細胞
中心にある約10ミクロンの球体部分から枝状の新生細胞の突起が伸びている


チームは、細胞分裂している細胞が光るように、蛍光たんぱく質を作らせるように遺伝子操作をしたラットを解析。
神経細胞を生み出す神経前駆細胞が大脳新皮質の表層にあることを見つけ、実際に分裂して神経細胞が生み出されていることを確認しました。

また、神経前駆細胞から生まれる神経細胞は、てんかんなど脳の過剰な神経活動を抑える性質を持つことが判明。
一時的に血液が行き渡らない状態にすると神経前駆細胞の分裂が促進されることも分かりました。
「大脳新皮質の第1層にある神経前駆細胞」という英語の頭文字を連ねて「L1-INP細胞」と名付けられています。

藤田保健衛生大システム医科学研究部門の大平耕司助教は「今後、虚血によらずとも、薬剤などの投与により、これらのL1-INP細胞の増殖や新しく産生された神経細胞の生存を促進させることで、てんかんや統合失調症などの新しい治療法の確立にもつながる」としています。


実験では、頸動脈を圧迫して脳への血流を一時的に少なくしたところ、L1-INP細胞が約1.5倍に増えたことから、危機にさらされると細胞が生み出されて働くと結論付けています。
今回用いた生後6カ月のラットは人間の30~40歳にあたるとされ、ヒトでも同様の仕組みがあると推測されます。

神経細胞は興奮性と抑制性の両方がバランスよく働いていますが、L1-INP細胞は抑制性であったことから、興奮性の神経細胞が過剰に働くてんかんなどの治療につなげられるものと、更なる研究が期待されるところです。


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プロフィール

Kiyoshi Higashiyama

Author:Kiyoshi Higashiyama
1981年 東北歯大卒、歯科医師免許取得
      東京医歯大 第2口腔外科入局
1985年 健保川崎中央病院 口腔外科医長
1991年 三浦市にて歯科診療所開設
2007年 横浜市中区に移転
・横浜市歯科医師会会員
・日本口腔外科学会会員

Hobby:猫にこだわる、元祖アキバ系

星陵フィルハーモニー管弦楽団結成に参画、特に現代音楽には造詣が深い。

スキーは学生時代からアルペン競技をかじり、expertを自任。
シーズン中は道央エリアを中心に活動するが、ススキノでの目撃情報多数。

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