東山歯科クリニック  ~Information~
三浦での開業以来通算25年となりました。これからも身近な話題や、プライベートなことなど気ままに報告したいと思います。お暇な時にふらっと立ち寄っていただければ幸いです。
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トイレに薬を流してはいけない!
トイレなどに廃棄された薬物が海に流れ込み、それによって耐性を獲得した細菌が、サメなどの体内で増殖しているとするショッキングな調査結果が、Journal of Zoo and Wildlife Medicine誌6月号に掲載されています。

  Evidence of Antibiotic Resistance in Free-Swimming, Top-Level Marine Predatory Fishes


イリノイ州立大学アーバナ・シャンペーン校の獣医臨床医学部、マーク・ミッチェル教授らによれば、ペニシリンなどの抗生物質が周辺環境に浸出し、薬物に耐性を持つ菌が海中で増殖している可能性が高いとしています。

研究チームは、オオメジロザメ、ニシレモンザメ、コモリザメを含む7種のサメのほか、レッドドラムなど、ベリーズ、フロリダ州、ルイジアナ州、マサチューセッツ州の沿岸に生息する魚類を対象に調査を行ったところ、体内から抗生物質が効かない多剤耐性菌が発見されました。


 
同教授は、突然変異の可能性もあるとしながらも「人為的な原因が招いたとも十分に考えられる。余剰の抗生物質をトイレに流したり、ゴミ箱に捨てているからだ」と、その問題点を指摘しています。


廃棄薬物に細菌がさらされることによって、菌は自然に耐性を獲得し、さらに菌には性別があって遺伝物質が受け継がれるとのこと。
これによって、桁外れの伝染力を持った細菌による疾病がサメなどの魚に広がる可能性もあり、回り回って人間の口に入るリスクも懸念されています。

「サメが食卓に上るわけではないが、サメのエサであるカニやエビなどの魚介類は人間も食べている。この危険性を認識し、感染を避けるために食物を適切に扱う必要がある」とミッチェル教授は警告しています。



ところで、昨年の米国Associate Pressの報告によれば、米国では毎年約1億1000kgの薬剤が病院や介護施設によって下水に流されているそうです。

また病院においても、子供がゴミ箱から拾って食べたりするのを防ぐために、使わなかった薬はトイレに流すように患者に指導しており、またモルヒネ系の薬の一部には、悪用されるのを防ぐため、そのような指示がパッケージに明記されているものもあるとのこと。


実際に、米国では色々な物をトイレに流す習慣が根付いており、食べ残しや使用済みのコーヒーの粉などを、トイレに流す人が多いことからも頷けます。

流した薬のたどり着く下水処理施設において、様々な薬剤の濾過まで考慮しているとは思えません。
以前、スウェーデンの研究チームが発表した論文に、尿中から排泄されたタミフルが下水処理施設でも分解されず残るため、河川の水を介して野鳥の体内に入り込み、タミフルが効かない耐性ウイルスが生じる恐れがあるとしたものがありました。

人間が服用した薬でさえも、尿を通して下水に流れでたものが、抗生物質やホルモン系の薬剤などにおいては、野生の魚や蛙などへ及ぼす影響はすでに知られていることから、まして現物が流されている現状には恐ろしさを感じます。


そんな中で、アメリカ政府のOffice of National Drug Control Policyでは、昨年10月、悪用される恐れの高いモルヒネ系などの薬を除き、「不要な薬をトイレに流さないように」とする勧告が出されています。
トイレに流さず、猫砂か、使用済みのコーヒーなどに混ぜ、蓋の閉まるプラスチック容器に入れて捨る、とするものです。


今後の調査により、薬をトイレに流すことによる環境や人体への影響がさらに明らかになるにつれ、薬の廃棄処理をめぐる法制化が求められるとともに、さらに新しいビジネスが生まれる可能性もあります。


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プロフィール

Kiyoshi Higashiyama

Author:Kiyoshi Higashiyama
1981年 東北歯大卒、歯科医師免許取得
      東京医歯大 第2口腔外科入局
1985年 健保川崎中央病院 口腔外科医長
1991年 三浦市にて歯科診療所開設
2007年 横浜市中区に移転
・横浜市歯科医師会会員
・日本口腔外科学会会員

Hobby:猫にこだわる、元祖アキバ系

星陵フィルハーモニー管弦楽団結成に参画、特に現代音楽には造詣が深い。

スキーは学生時代からアルペン競技をかじり、expertを自任。
シーズン中は道央エリアを中心に活動するが、ススキノでの目撃情報多数。

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