東山歯科クリニック  ~Information~
三浦での開業以来通算25年となりました。これからも身近な話題や、プライベートなことなど気ままに報告したいと思います。お暇な時にふらっと立ち寄っていただければ幸いです。
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蔵王の樹氷がなくなる?
山形県と宮城県にまたがり国定公園にも指定されている蔵王連峰は、数多くの温泉を有し、古くからスキー場としても人気を博すなど、主要観光地の1つとなっています。
また厳冬期山頂付近では、樹木が完全に樹氷や雪によって覆われ、冬の風物詩「スノーモンスター」として観光客を楽しませています。

ところが、山形大学理学部地球環境学科の柳澤文孝教授らのグループがまとめた調査によれば、その樹氷が40年後には消滅するかもしれないとして、山形市で開かれた講演会で発表されています。


スノーモンスター


樹氷は、雪雲から降ってくる雪と、北西の季節風で運ばれている過冷却水滴がアオモリトドマツなどの常緑の針葉樹に衝突した際に生じる氷、の2つからからできたもので、落葉広葉樹にはできません。
蔵王では現在、標高1550~1600m付近で見られますが、気温が高すぎても低すぎても、雪が多すぎてもできにくいという気象上の要因が複合的に重なり、神秘的な風景が作られるそうです。


柳沢教授は、100年ほど前から現代までの論文や新聞記事などの文献、山形県の気温の変化、蔵王の樹氷の推移から、環境汚染などを研究してきました。

樹氷は1914年2月3日のスキーによる山形県側の主峰熊野岳初登頂の際に、1400m付近で発見され、当時は「雪の坊」「雪コブ」と呼ばれて次第に有名になり、16年には日曜ごとに探検が行われたという記録も残っています。


最近では樹氷を見ることのできる期間が短くなり、現在の樹氷は通常2月初めに見頃となりますが、39年には12月9日に出現したとの記録が残っています。
30年代後半から45年にかけて平均気温が低くなった時期があるものの、戦後の47年から平均気温は再び上昇に転じており、100年間で約2℃上がっているとしています。
気温の上昇は樹氷の標高も押し上げ、80年代には1500m地点、90年代には1550m地点まで上がってきています。

1700m以上になると、樹氷のできる樹木がないので、このまま温暖化が進んでさらに1℃上昇すれば、単純計算で約40年後には蔵王で樹氷が見られなくなると柳沢教授は警告しています。


また樹氷は環境を知るバロメーターともなります。
最近は酸性雨(雪)が多くなっており、94年頃の樹氷のpHは5.6でしたが、08年には生態系への影響が懸念される4.0を下回るところまで酸性化が進みました。

中国から流れてきた硫酸が原因とされていますが、見た目は真っ白の蔵王の雪が、水になると黒っぽいのはそのためと思われます。
グループでは、酸性化の原因となる硫酸イオンの起源を明らかにするため、安定同位体を指標にして研究を続けています。
その結果、中国の華北平原の高度2000m付近に大気汚染のたまり場が存在していることが明らかになっています。
チャイヘイズと呼ばれ、冬季には北西の季節風で、春季には黄砂に付着して日本まで運ばれて来ることもわかってきました。

酸性雪が溶けて一気に硫酸が流れ出せば、湖や川の魚が死に絶える「アシッドショック」を引き起こす要因にもなりかねません。

柳沢教授は「日本は土壌が厚いので急にはないでしょうが、土壌が酸性化して植物が弱っていくことにもなる」とコメント。
樹氷はアジア地域の大気汚染の影響を強く受けており、私たちの知らないところで、温暖化の弊害が確実に進行していることを語っています。


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プロフィール

Kiyoshi Higashiyama

Author:Kiyoshi Higashiyama
1981年 東北歯大卒、歯科医師免許取得
      東京医歯大 第2口腔外科入局
1985年 健保川崎中央病院 口腔外科医長
1991年 三浦市にて歯科診療所開設
2007年 横浜市中区に移転
・横浜市歯科医師会会員
・日本口腔外科学会会員

Hobby:猫にこだわる、元祖アキバ系

星陵フィルハーモニー管弦楽団結成に参画、特に現代音楽には造詣が深い。

スキーは学生時代からアルペン競技をかじり、expertを自任。
シーズン中は道央エリアを中心に活動するが、ススキノでの目撃情報多数。

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