東山歯科クリニック  ~Information~
三浦での開業以来通算25年となりました。これからも身近な話題や、プライベートなことなど気ままに報告したいと思います。お暇な時にふらっと立ち寄っていただければ幸いです。
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歯みがきでインフルエンザ予防
さて再びインフルエンザの話題。
ある統計によると、日本全国で昨年インフルエンザで亡くなった人が約1800人。
このうち9割が70歳以上の高齢者でした。

東京歯科大学微生物学講座の奥田克爾教授のグループの報告によると、ある介護福祉施設でデイケアに通う要介護高齢者に週1回歯科衛生士が口腔清掃を中心とした口腔ケアを実施したグループと口腔ケアを実施しなかったグループを比較したところ、口腔ケアを実施したグループのインフルエンザ発症率が10分の1だったそうです。


インフルエンザウイルスの大きさは、直径1万分の1ミリで表層には、2種類のスパイク状の蛋白、ヘムアグルチニン(H)と、ノイラミニダーゼ(N)という突起があり、それぞれに“鍵”と“はさみ”の役割があります。
ウイルスは鍵を使って細胞に侵入、細胞内で遺伝子情報がコピーされます。そのため短時間で大量に増殖し、はさみを使って細胞の外へ出ます。
1個のウイルスが24時間で100万個にも増殖するといわれています。

また、インフルエンザウイルスが細胞内に侵入して増殖するにはウイルス表面の突起が切られている必要があります。その突起を切る重要な役割を持つのが、プロテアーゼという酵素です。この酵素をつくるのに口の中の細菌が関係していることが究明されてきました。

通常、健康な成人は、インフルエンザウイルスに感染しても、ウイルスが下気道や肺に到達することはないとされていますが、口腔・咽頭細菌産生プロテアーゼは、インフルエンザウイルスが肺の細胞などに侵入させやすくしています。

このことから、歯周病菌をはじめとする口腔内の細菌が、インフルエンザ感染を手助けしているのではと推測されています。

今回の奥田グループの報告では歯みがきや舌みがき、歯垢の除去などの口腔ケアを実施し、口腔内の細菌を減らしたことにより、唾液中のプロテアーゼ量が減り、さらにインフルエンザの発症も抑えられたと考えられます。

また高齢者の看護・介護現場で口腔内の細菌などが、誤って気管に入り発症する誤嚥性肺炎が増えていることから口腔ケアがますます注目されてきています。


さて新型インフルエンザウイルスの脅威から逃れるためには、口腔内に慢性の感染症を持たないこと、口腔清掃に心がけることが重要なようです。

それはそうと、私も忙しさにかまけていい加減になっているブラッシングをしっかりやらなきゃいけませんね m(^_ _^)m
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この記事に対するコメント

斜体の色付きの文字gふぇrfr
【2006/12/18 12:26】 URL | 匿名 #- [ 編集]

ブラシの無い歯ブラシ
まったく新しい歯ブラシを開発しました。水ではなく薬剤の強力噴射です。ブラシでみがけない歯間歯周がみがけます(特許)。面白い製品です。歯周がみがけるのはこれだけです。
【2007/03/29 19:20】 URL | 雨宮 優 #frUh5rcM [ 編集]


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プロフィール

Kiyoshi Higashiyama

Author:Kiyoshi Higashiyama
1981年 東北歯大卒、歯科医師免許取得
      東京医歯大 第2口腔外科入局
1985年 健保川崎中央病院 口腔外科医長
1991年 三浦市にて歯科診療所開設
2007年 横浜市中区に移転
・横浜市歯科医師会会員
・日本口腔外科学会会員

Hobby:猫にこだわる、元祖アキバ系

星陵フィルハーモニー管弦楽団結成に参画、特に現代音楽には造詣が深い。

スキーは学生時代からアルペン競技をかじり、expertを自任。
シーズン中は道央エリアを中心に活動するが、ススキノでの目撃情報多数。

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