東山歯科クリニック  〜Information〜
横浜へ移転し、3年目を迎えました。これからも身近な話題や、プライベートなことなど気ままに報告したいと思います。お暇な時にふらっと立ち寄っていただければ幸いです。
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かつて東北は熱帯だった?
山形大学理学部地球環境学科の山野井徹教授の研究グループが、岩手県一戸町の約1600万年前の地層から、 マングローブの花粉化石を発見しました。

マングローブは熱帯〜亜熱帯の海岸や河口など海水と淡水が混ざる汽水地域の泥地に生える植物で、世界に50種類以上あるとされ、東南アジアやインド沿岸などに見られます。日本でも沖縄県から鹿児島南部にも分布しています。

山野井教授はこれまで、地層から地球環境の変化を調べる研究を続けてきました。
1980年代に富山、石川両県でマングローブの花粉化石を発見し、さらに北海道と東北の十数カ所を調査してきました。その後能登半島以北では見つかっていませんでしたが、2006年3月にグループが山形県小国町で発見し、専門誌にも発表しています。
さらに今回の発見で、マングローブの分布北限が岩手県北部まで広がり、当時同地域が熱帯か亜熱帯であったことが裏付けられたとしています。

マングローブの花と1600万年前の花粉化石
マングローブ植物の花と1600万年前の花粉化石


見つかったのはメヒルギという種類のマングローブの花粉化石で、温暖化による海面上昇で日本海が誕生したとされる約1600万年前の地層にありました。
メヒルギは現在、鹿児島市喜入地区が北限で、当時の岩手県北部の気温が、今より少なくとも11℃高かったと推測されるとしています。

04年、兵庫県と岩手県の研究者が一戸町の地層から熱帯のマングローブ沼に生息するヒルギシジミという貝の化石を発見したことから、同教授らはマングローブの花粉化石もあるとみて調査をはじめ、今年3月の化石発見につながったものです。

山野井教授は「今後、さらに北でマングローブの花粉化石が出てくる可能性は否定できないが、現時点の調査では北限に近いと考えられる」とコメントしています。


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