東山歯科クリニック  〜Information〜
横浜へ移転し、3年目を迎えました。これからも身近な話題や、プライベートなことなど気ままに報告したいと思います。お暇な時にふらっと立ち寄っていただければ幸いです。
メインページは東山歯科 HPです
10 | 2009/11 | 12
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 - - - - -

素粒子を利用して、火山を透視
東京大学地震研究所の田中宏幸特任助教授(物理学)らは噴煙を上げる薩摩硫黄島(鹿児島県三島村)の内部の様子を素粒子を使って透視することに成功しています。

グループは、大気から降り注ぐ素粒子 ミュオン(ミュー粒子)に注目。
静止したミュー粒子は50万分の1秒の寿命を持つ素粒子で、質量は陽子の9分の1、電子の207倍です。
ミュー粒子は電子のように正か負の電気電気を帯びているため、主として電磁相互作用と呼ばれる電気や磁気の力の働きは受けますが、陽子や中性子のように原子核内で働く強い相互作用は受けません。
このため電子より200倍も質量が大きいのに、ミュー粒子は山のような大きな物体も通り抜けることが出来ます。
質量の小さい電子では数十cm以上は通り抜けられませんし、ミュー粒子より重い陽子や中性子は物質中で強い相互作用を受け1m以上も進むことは出来ません。

ミュー粒子は非常に短命ですが、上空で消えずに地上にまで到達します。
特殊相対性理論によると、粒子の速度が光速に近づくほど時間の流れはゆっくりになり、その結果、寿命が延びるからです。
実際には光速の99・5%もの速さで降ってくるため寿命は10倍ほどになっています。

火山を通りぬけたこのミュー粒子を独自センサーでとらえることにより、言わば火山のレントゲン写真を撮るといった技術を開発しています。


実際には2年前から、浅間山(群馬県、長野県)や昭和新山(北海道壮瞥町)のふもとにミュー粒子で感光する写真乾板を置き、火山を突き抜けた粒子を撮影。火口の底にたまったマグマの“透視”に成功し、さらにその下にはマグマが通る火道らしき影も映っていました。
しかし、写真乾板には観測を始めてから現像するまで2〜3カ月は結果が分からないなどの難点がありました。

刻々と飛び込んでくるミュー粒子を見たいとの願いから、田中助教授は粒子が当たると光を出すプラスチックを使って、リアルタイムで観測できる検出装置を開発しました。

装置は1m四方のプラスチックの板が前後に2枚並び、双方で検出したミュー粒子の位置から飛来方向が分かる仕組みです。以前の10トン以上もある装置と比べれば、軽トラックで運べて蛍光灯2本程度の電力で十分作動し、今後は太陽電池で動かすことも可能としています。


薩摩硫黄島


今夏7月8日から硫黄島の山のふもとにセンサーを設置し、観測3日目から山の輪郭が現れはじめていました。
約1ヶ月間観測を行い、火山内部の密度を割り出したところ、火口の底から下に向け密度の低い部分が細長く続き、深さ約280mに達していました。

田中助教授は「低密度の部分はマグマが通る火道で、その中でマグマが火山ガスを出していると考えれば観測と合う」と分析しています。

噴火予知では活動するマグマの位置をいかに早く、正確に知るかが重要ですが、地震や地殻変動、磁気、重力などの観測データを総合してで推定するしかなく、パズルにも似た複雑な計算と推論が必要です。
ミュー粒子によってマグマの動きが直接見えたとすれば世界で初のこととなります。


 人気ブログランキング参加中・・・地球の内部が見てみたい、こちらもロマンよろしく→ 人気ブログランキングへ 


この記事に対するコメント

この記事に対するコメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


この記事に対するトラックバック
トラックバックURL
→http://infohdc.blog55.fc2.com/tb.php/676-1f789d24
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2カウンター


FC2ブログランキング参加中
こちらも応援よろしく!
↓ ↓ ↓

MEMO

  • 東山歯科クリニックは京急日ノ出町駅前(横浜市中区)の“インペリアル横浜パークサイド”2階にあります。
    スリーエフ横の通路をぬけると、近道です。
  • 土曜・日曜日も診療しています。


      東山歯科のご案内



    当院では口腔癌検診を行っています。お気軽にご相談下さい。 

ブログ内検索

最近の記事

全ての記事を表示する

全ての記事を表示する

最近のコメント

お世話になっている方のブログ

リンク

このブログをリンクに追加する

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

RSSフィード

天気予報


-天気予報コム- -FC2-

FC2ニュース